かさぶたが取れる気配がない…。
2週間目なのに、赤みが引かない!
など、思い切ってシミの治療をしたけど「もしかして、失敗?」と思うような症状に不安になっている方も多いでしょう。
この記事では、レーザーによるシミ取り治療の経過とよくある不安や質問について解説していきます!
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シミ取りレーザー治療後の経過
治療後3日目「顔中かさぶただらけ」
シミ取りレーザーを当ててから3日。
そろそろ、治りかけているのかな?
なんて思いながら鏡を見ると……
「えっ!かさぶただらけじゃん!!」
さらに、赤みが増したり、全体的に照射部位が黒っぽくなっていたり…「もしや、失敗?」と恐くなりますよね。
しかし、これは本来シミ取りレーザーの経過としてごく普通の流れ。安心してください。
一般的に、レーザー照射後かさぶたになり始めるのは約3日後から1週間頃だと言われています。
そのため、その期間は友達との約束や仕事をなるべくセーブする方が安心でしょう。
治療後7日目「赤みが広がっている」
治療から7日目は、レーザーを当てた部分の色素が抜けていく期間。
その工程で、照射部位の赤みが強くなったり、広がったりすることがあります。
しかし、ここで焦ってしまっては負け。
赤みが広がっているということは、シミに対してレーザーがしっかりアプローチできている証拠なのです。
10日ほどで赤みは徐々に引き、綺麗な肌へと変化していきます。
治療後1か月後「シミが目立たなくなる」
この時期になると赤みもすっかり落ち着き、だんだんシミが薄くなってくる時期。
一般的に色素沈着が完全になくなるまでは、3~6か月かかると言われますが、外用薬との並行管理やアフターケアをしっかり行うことでこの期間を短くすることもできます。
ただ、この時期になると、シミが薄くなるどころかもっと濃くなった!という方もいます。
これは、炎症後色素沈着という症状で、レーザーがシミに対してきちんと効果が出ているという証拠ですので、しばらくは様子を見てみましょう。
シミ取り治療中の流れが気になる方は以下の記事もぜひチェックしてみてくださいね♪

シミ取りレーザーのダウンタイムは何日?
かさぶたがはがれない!など
様々な不安に関するQ&A
Q. かさぶたはいつ剥がれるの?
肌のターンオーバーの周期によって差がありますので、2週間を目途に剥がれていくと考えて良いでしょう。1~2週間程はかさぶたを無理に取らず、自然にはがれるまで待ちましょう。
Q. かさぶたができない or 剥がれない…!
レーザーを当てた箇所にできるかさぶたはシミの色素を排出しているためです。
上手く排出できていない場合、レーザーを再び当てる必要がある可能性がありますので、早いうちに相談することが大事です。
Q. テープなしで外出できるまでの期間は?
外的な刺激を与えてかさぶたが無理矢理はがれるのを防ぐために、少なくとも施術後3日間はテープを貼っておくことをおすすめします。
また、赤みが取れるまでは約半年かかります。赤みが気にならなくなって、レーザーを当ててから1週間が経過した頃には、テープなしで生活をはじめてもよいでしょう。
しかし、痛みや赤みが引かない場合は、テープを外さずに主治医の診察を受けるようにしましょう。
Q. キズパワーパッドは使っても大丈夫?
キズパワーパッドとは、肌の再生機能を高めるものです。
「傷の消毒をしながら自然治癒力を高めてくれる」ということで、シミ治療後に使用されている方も少なくないようですね。
しかし、レーザーによる赤みは傷ではなく、シミの色素を外に出しているサイン。
キズパワーパッドを使っても肌のターンオーバーが早まることはないので、クリニックで指示されたテープを使いましょう。
Q. 赤みはどれくらいで引く?
レーザーを当てた直後は患部が白くなりますが、これはシミの組織を破壊できた証拠なので安心してください!
また、3日後までにシミがより一層黒くなってしまったように感じることがありますが、レーザーで起きた一時的な炎症の色素沈着です。炎症がなくなると、約半年ほどで正常な肌の色に落ち着きます。
【必見】シミ取りレーザー後に
必ず行うべきアフターケア
レーザー治療後正しいアフターケアをしないと、せっかく取ったはずのシミを復活させてしまうこともあります。
正しいアフターケアのポイントは以下の4つ!
①痛みやかゆみが出たら触らず冷やす
最近のシミ取りレーザーは、基本的に痛みは感じにくいと言われています。
しかし、ホルモンバランスや体調の状態によっては、レーザー照射後に痛みや痒みを感じる場合も。
だからといって手で触ってしまうと、治療後の敏感な皮膚に刺激を与えてしまい、時間が経つと痛みや痒みが余計増してしまいます。
また、クリニックに連絡をすると対処法を教えてくれたり、適切な処置をしてもらえたりするので一度相談してみるのも良いかもしれません。
②かさぶたは無理やり剥がさない
治療後3日目くらいからかさぶたができます。
このかさぶたを無理矢理剥がしてしまうと、シミの色素をしっかりと排出できず、新たなシミとして残ってしまう可能性があります。(これを炎症後色素沈着と言います。)
③常に保湿を心がける
レーザー治療後にシミを悪化させないために最も重要なこと、それは「保湿」です。
レーザーを当てた部位は乾燥します。
この乾燥具合がかさぶたが取れる期間にも影響し、本来自然にはがれる状態であるかさぶたも、肌の乾燥が原因ではがれにくくなる可能性があるのです。
こちらも③同様、塗ることで刺激を与えて悪化させる可能性があります。
普段は肌にぴったり合っていたスキンケアもレーザー治療後の敏感な肌だと荒れてしまう、なんてことも少なくないのです。
しかし、今は日焼け止めだけでなく、スキンケアも「飲む」時代。飲むスキンケアというものが有効です。
こちらも以下でご紹介しますので、気になる方はぜひこのまま読み進めてくださいね!
③シミに効果がある、ひまし油を塗る
ひまし油とは不飽和脂肪酸と少量の飽和脂肪酸で構成されている植物油の一種で、ギリシャ時代から“万能薬”とされていました。
デトックス効果があることから、シミやそばかす、イボなどを薄くする効果もあると古くから愛されてきました。
【使い方】 【注意点】 |
④徹底した紫外線対策を行う
レーザーを当てたところは、肌がとても敏感になっています。
そのため、夏の強い日差しや紫外線などの外部刺激が肌に与えるダメージは、通常よりもはるかに大きいのです。
ただ、肌が敏感すぎて日焼け止めを塗ることでより荒れたり、落とす際に刺激を与えてしまうこともあります。
そんなときにおすすめのUVケアも合わせてご紹介します!
シミ取りレーザー後の紫外線対策
シミ取りレーザー治療後のUVケアでおすすめなのが「飲む日焼け止めサプリ」。
最近、テレビや雑誌などで話題を呼んでいるサプリなのですが、飲むだけで紫外線対策ができるという優れものです。
シミ治療後は、肌への無駄な刺激をなるべく減らしたいので、この「飲む」日焼け止めが最適と言えます。
シミ治療のダウンタイムを
短くする2つのアイテム
上でご紹介したアフターケアの中でも、一番重要なこと。
それは「紫外線対策」と「保湿」です。
この2つの言葉を見て、すぐに思い浮かべたのは、日焼け止めクリームや保湿クリーム、美容液など…「塗る」アイテムではありませんか?
しかし、シミ取りレーザー後のとても敏感な肌には、塗る行為自体が害になることも。
最近では自粛生活が続き、生活が乱れお肌の調子が悪いという人も増えている様子。
以前はレーザー治療後の人から人気だった商品が、今では治療をしていない人からも支持を得ているそんなアイテムがあるんです♪
コロナの影響による、おうち時間を豊かにすると、ここ数ヶ月で人気を集めているのがこちらの2商品!
いつものスキンケアを簡単に、ワンランクアップさせてくれますよ。
飲むスキンケア
ホワイピュア
シミやそばかす、色素沈着にも効果的と話題のサプリ!5種の美容成分L-システイン・ビタミンC、ビタミンB2・B6、ビタミンEをぎゅっとまとめた集中美容食品!水分不足の肌に内側から潤いを与えることで、レーザー治療後のかさぶたがより早く剥がれる効果が期待できます。
飲む日焼け止め 飲む美白剤
b.glen シミホワイト
シミホワイトは「飲む日焼け止め」としてだけでなく、すでにできてしまったシミへの改善薬としても効果が期待できます。さらに、美白ケアもできるという優れもの。期間限定セールも行っているようなので、気になる方は早めにチェックしてみてくださいね!
ご紹介した2つのアイテムは、いずれも肌に触れずにスキンケアができるので、シミ取りレーザーの治療直後にもかなりおすすめです。
【まとめ】シミ取りレーザーのその後
シミ取りレーザー後の経過をまとめてみると、以下のようになります。
ただ、これはあくまでも一般的な例であって、全ての人がこの期間で改善していくとは限りません。
肌の再生サイクルが遅い人だと、完治に半年以上かかってしまったり、照射部位が跡として残ったり、シミが再発したりと、人によってかなり差が出ます。
だからこそ、アフターケアは大事。
- 痛みや痒みが出たら手で触れず冷やす
- かさぶたは自然に剥がれるのを待つ
- 飲む日焼け止めサプリなどで徹底的に紫外線対策をする
- 「とにかく保湿」を心掛ける
→ 飲むスキンケアがおすすめ!
以上のことさえ気を付けていれば、傷跡が残る可能性も少なく、ダウンタイムも短くすることができるでしょう。