ニキビができやすかったり、
ファンデーションが詰まったり、
清潔感のない印象に見えたり…など
Chel編集部では、男女年齢を問わず多くの人を悩ます、この「開き毛穴」を改善できる方法について徹底調査!
自宅でできるお手軽ケアから確実な効果をもたらす医療の力を借りる手段まで、毛穴を引き締めるあらゆる方法をまとめてみました。
しかし、その前に!
毛穴にも「タイプ」があるって、ご存じでしたか…?
毛穴にもタイプがある?
ポツポツとして同じように見える毛穴ですが、実は原因によっていくつかのタイプに分けることができるんです。
大きく分けて4種類。
- 乾燥毛穴タイプ
肌が乾燥状態になると皮脂を余分に作りすぎてしまいます! - 黒ずみ毛穴タイプ
過剰に分泌された皮脂が詰まることが原因です。 - たるみ毛穴タイプ
加齢とともにハリを失った肌に現れやすい! - 炎症毛穴タイプ
ニキビを潰して毛穴が開いたままの状態に…。
それぞれ原因や特徴、治療法が異なります。
これらの毛穴タイプの特徴や原因、治療法は別記事で詳しくまとめています。
以下よりご覧いただけるので、まずこの記事を読む前に「毛穴タイプ診断」をしてみてくださいね!
毛穴の開きの改善法 ~セルフケア編~
あなたの毛穴タイプはわかりましたか?
タイプがわかれば、早速改善に向けて毛穴ケアを始めましょう!
クレンジングでしっかり汚れを落とし、たっぷり保湿をし、健康的な生活を心掛ける。
こう聞くと、ごく当たり前なことかもしれません。
当たり前だから、大事なのです。
毛穴の開きや黒ずみは普段の生活習慣やスキンケアが根本的な原因である可能性が高いので、以下のことを徹底するだけで一定の改善は見られるでしょう。
①洗顔やクレンジングをきちんと行う
皮脂汚れやメイクが肌に残ったままの状態が続くと、汚れが古い角質と混ざり合い皮膚に蓄積していきます。
その結果、角栓や黒ずみができ、ブツブツとした毛穴の開きが目立つようになるのです。これを改善するためには、毎日の洗顔&クレンジングで皮脂汚れやメイクをしっかりと洗い流すことが大切です。
ただし洗いすぎは肌に刺激を与え乾燥の原因にもなりますので、洗顔の際はこすりすぎないように注意しぬるま湯で優しく洗いましょう。また汚れをしっかり取り除く洗浄成分と合わせて、高い保湿力のある洗顔料を選ぶのが効果的です。
②保湿ケアを念入りに行う
肌の乾燥は毛穴の開きをさらに悪化させる原因となります。洗顔料でしっかりと皮脂汚れを洗い流した後は、保湿成分をたっぷり含んだ化粧水や乳液、美容液などで肌に潤いを与えることが大切です。
同時にビタミンCやトラネキサム酸などの美白成分を含んだ化粧品であれば、シミやくすみの改善にも効果的です。
③生活習慣を見直す
睡眠不足や偏った食生活、喫煙、無理なダイエットなどは、ホルモンバランスの乱れや肌の新陳代謝の低下を引き起こすなど、様々な体の不調を引き起こします。
その結果、肌状態も不安定になり、毛穴の開きだけでなく乾燥やたるみ、ニキビなどの肌トラブルが現れやすくなります。改善のためには、栄養をしっかり取り適度な運動をするなどして、ストレスのない生活を心がけることが大切です。
また、紫外線は毛穴の開きを悪化させる原因となりますので、日焼け止めや日傘、帽子などで日常的に紫外線対策を行うようにしましょう。
毛穴の開きの改善法 ~レーザー治療編~
日々のスキンケアや生活習慣の改善によりある程度毛穴の開きを改善することができても、完全に元に戻すのは時間がかかるしなかなか難しいものですよね。
なるべく短い時間で確実な効果を得たい!という方にはレーザー治療がおすすめです。
①フラクショナルレーザー
レーザーにより肌に微細な穴を開けることで皮膚の再生を促し、毛穴の開きやニキビ跡のクレーター、傷跡などを目立たなくさせます。肌にわざと傷をつけ、その傷跡が治る過程を利用する治療法ですが、一つ一つの傷(穴)が極小のため治りが早く、様々な肌トラブルを早期に改善することが可能です。
多くの場合1度の照射でも効果を実感できますが、1度の治療で可能な肌の入れ替えは10〜15%程度です。そのため5〜10回程度治療を続けることで、皮膚の入れ替えが完了しキメの細かい肌が手に入ると言えるでしょう。
照射後は数日赤みや腫れが続きますが、その後小さなドット状のカサブタができ、約1週間〜10日ほどでカサブタが自然に剥がれ落ち新しい肌に生まれ変わります。
②レーザートーニング
レーザーを顔全体に均一に照射することによって、肌に余計な刺激を与えずに様々な肌トラブルを改善する治療法です。毛穴の開きだけでなくシミや肝斑、子ジワなどにも高い効果が期待できます。
マイルドなパワーのレーザーを照射するため、個人差はありますが痛みや赤み、ダウンタウンはほとんどありません。症状や肌の状態によって治療回数は異なりますが、2〜3週間に1度のペースで7〜10回程治療を行うと効果を実感しやすいと言われています。
毛穴の開きの改善法 ~その他治療編~
レーザーは予算オーバー!
痛みや副作用が不安…。
という方には、内服薬やピーリングという選択肢もあります。
①内服薬
「ビタミンB群」は毛穴の開きに特に効果的と言われる成分です。皮脂の分泌を抑え、毛穴詰まりを改善する作用があるため、服用を続けることにより毛穴の開きを目立たなくさせる効果が期待できます。
また美白成分である「ビタミンC」は、メラニン色素を抑制しの抑制を抑えコラーゲンの生成を促すなど総合的な美肌効果があるので、毛穴だけでなくシミやたるみなどにも効果的です。
②ケミカルピーリング
フルーツ酸などのピーリング剤を肌表面に塗布し、古い角質を取り除くことによって肌の再生を促します。肌が生まれ変わるので、毛穴の開きやニキビ、シミやくすみの改善に高い効果が期待できます。
個人差はありますが、1回の治療では劇的な効果は出にくく、少なくとも3〜5回は治療を続けると肌のキメが整い透明感のある肌が生まれると言われています。
毛穴治療ができる場所
毛穴の開きを改善する治療は一般皮膚科や美容皮膚科、美容外科など肌トラブルの治療を行っている医療機関で受けることができます。
美容治療に特化した美容皮膚科や美容外科は特にレーザーの種類や治療法が豊富ですので、肌の状態に合わせてレーザーやイオン導入、内服薬との併用など美肌のための様々なプランを提案してもらえるでしょう。
【まとめ】毛穴の開き治療には何がある?
毛穴が開く原因には皮脂の過剰分泌や乾燥、たるみ、ニキビ跡など様々なものがあります。日々のスキンケアや生活習慣の改善などのセルフケアで多少の改善は可能ですが、早く確実に改善したい場合は医療機関で治療することが最も効果的と言えるでしょう。
皮膚科や美容外科で受けることができる毛穴治療には主に次のようなものがあります。
- フラクショナルレーザー
- レーザートーニング
- 内服薬
- ケミカルピーリング
治療期間やダウンタウンなどもよく考慮して自分に合った治療法を選ぶことが大切です。毛穴の開きが気になり始めたら、セルフケアだけではなく一度専門医に相談することも考えてみてはいかがでしょうか?