レーザートーニング
レーザーと聞くと、傷跡が残りやすいのではないかと不安を抱く方も多いかと思います。
しかし、レーザーの方がむしろ傷跡が残りにくいというメリットがあるのです。
レーザートーニングの特徴
メラニンを吸収する特性を持つ532nmまたは1064nmの波長を使用し、肌表面の色調を改善する治療法です。
レーザー光を皮膚全体に照射することで、メラニン色素を徐々に減らしてコラーゲンを生成し、シミやそばかすの色素沈着に効果を発揮します。
マイルドなパワーのレーザー光はメラノサイトを刺激しないので、肌にダメージを与えることなく治療できます。シミ・そばかすの他、しわやたるみの改善や毛穴を引き締める効果、リフトアップ効果も期待できます。
また、メラノサイトの活性化を促すという理由で、レーザーでの治療が避けられてきた肝斑(かんぱん) の治療もレーザートーニングなら可能です。即効性はありませんが、1週間に1〜2回の間隔で、4〜5回程度の治療を受けるのが効果的です。
痛みの感じ方には個人差がありますが、軽くゴムを弾いたような感覚に近いとよく言われます。
ダウンタイムの少ない治療法で、治療後にほんのり赤みが出ることもありますが、数時間で引いていきます。
レーザートーニングの料金
病院やクリニックにより差がありますが、1回につき約3,000円〜10,000円が相場です。
部分的に照射する場合と顔全体に照射する場合で料金が変わります。
定期的に数回受ける必要があるので、コース料金を設定している所もあります。
レーザートーニングが向いている人
・定期的に治療を続けられる人
・シミが複数あり、施術後テープ処置などが難しい人
・ダウンタイムなく治療を受けたい人
・ホルモンバランスが乱れている人
・加齢によるシミや肌の老化が気になる人
フォトフェイシャル
フォトフェイシャルをご存知でしょうか。
フォトフェイシャルもまた、レーザーを使用した治療法です。
フォトフェイシャルの特徴
IPLという光を照射することにより肌のターンオーバーを促すことで、シミやそばかす、赤ら顔、毛穴の開きなどを改善する治療法です。IPLは波長の幅が広いため、顔全体に光が行き渡ります。メラニンにダメージを与えると同時に、コラーゲンの生成も促すため、複数の肌トラブルを同時に改善する効果もあります。
また、安全で優しい光のみを使用するため、肌への負担を最小限に減らし、術後の肌トラブルにも繋がりにくいというメリットもあります。強い痛みや熱さはなく、ダウンタイムもほとんどありません。
効果には個人差がありますが、3〜4週間に1回の間隔で、5回程度の治療を受けると、効果を実感しやすいと言われています。
フォトフェイシャルの料金相場
1回につき約10,000円〜15,000円。セット料金でお得に受けられるクリニックもあります。
フォトフェイシャルが向いている人
・定期的に治療を続けられる人
・ダウンタイムなく治療を受けたい人
・シミやそばかすの他、赤ら顔やくすみ、ハリなどの肌トラブルを同時に改善したい人
・エイジングケアとして定期的に受けたい人
ケミカルピーリング
ケミカルピーリングを簡単に言うと、肌のトリートメントのような感じを想像すると良いかもしれません。
さっそく特徴を見ていきましょう。
ケミカルピーリングの特徴
皮膚の表面に薬剤を塗布して角質を剥離することにより肌のターンオーバーを促す治療法です。
主にニキビやニキビ痕、シミの治療に用いられます。ピーリング剤の種類によっては施術後に皮がポロポロと剥けるものから、ダウンタイムのほとんどないものまで様々です。
また、毛穴やたるみの引き締め効果もあるので、定期的にケミカルピーリングを受けることによって、キメの整った若々しい肌を保つ手助けをします。ケミカルピーリングの施術後に、ビタミンCを導入するイオン導入を行うとさらにシミにも効果的です。
肌の状態によって個人差がありますが、約2週間に1回の間隔で治療を受けると効果的でしょう。
にきびの治療では、約5〜10回の治療後ににきびが減り始め、改善が見られることが多いです。
シミへの効果は即効性はほとんどありません。
数ヶ月から数年かけて、他の治療法と併用して治療することが望ましいと言われています。
ケミカルピーリングの料金
1回の施術につき約7,000円〜10,000円が相場です。
ケミカルピーリングと合わせてイオン導入を行うと約12,000円〜15,000円です。
ケミカルピーリングが向いている人
・紫外線による肌の老化が気になる人
・短時間で行え、安全な治療法がしたい人
・施術後のホームケア・保湿がしっかりできる人
液体窒素
液体窒素の特徴
液体窒素とは、マイナス196℃ほどの液体のことです。主にイボやシミの治療に用いられることが多く、治療部位を凍結させることによって細胞の機能を停止し、肌の新陳代謝を活発化して新しい皮膚の再生を促します。
特にイボ状に盛り上がった形のシミの治療には効果的です。
1度の治療でシミが消えることはほとんどなく、通常1週間に約1回のペースで治療を行うことによって徐々に薄くなっていきます。液体窒素を強く当てると痛みを感じやすいですが、ほとんどの場合2〜3日で治まります。
ただし、液体窒素によるシミ治療は、施術後のかさぶたが剥がれ落ちるまでに時間がかかるのと、治療箇所が凍傷による一時的な内出血や水ぶくれを起こす場合があります。
液体窒素の料金
液体窒素による治療は、症状が健康保険に適応するものであれば保険診療になります。
料金は1回につき約700円〜2,000円です。
液体窒素が向いている人
・レーザー治療に抵抗のある人
・イボ状に盛り上がったシミのある人
・週に約1回のペースで通える人
シミの本格的な治療ができるクリニックは?
聖心美容クリニック
日本全国から海外まで展開し、最新の美容医療が受けられるクリニックです。
納得するまで受けられるカウンセリングとシュミレーションがあるので安心です。
ダウンタイムのないコラーゲンピールによるケミカルピーリングが可能です。
同時に併用すると効果的なホームケア商品も充実しています。

品川スキンクリニック
日本全国に数多く展開しているクリニックで「低価格で最高水準の医療を提供する」ことをモットーとしています。丁寧なカウンセリングやアフターケアがあるので安心です。
メドライトC6という機器を使用したレーザートーニングにより、シミや肝斑の治療が可能です。
初回はレーザートーニングがお試し価格でお得に受けられます。
東京美容外科
確かな技術と知識を持ったドクターによる丁寧なカウンセリングで、安心して治療を受けることができます。
シミやくすみの他、しわやたるみなど様々な肌トラブルに効果的なフォトフェイシャルが人気です。
ケミカルピーリングやビタミンC導入との併用も可能です。
【まとめ】 シミ治療にはどんなものがあるの?
皮膚科やクリニックで行える、様々なシミの治療法について紹介しました。
シミに効果のある代表的な治療法には以下のものがあります。
・フォトフェイシャル
・ケミカルピーリング
・液体窒素
確実にシミを改善するには、やはり皮膚科やクリニックでの専門的な治療が効果的です。
それぞれのメリットやデメリットを把握して、自分のシミに合った最適な治療法を見つけましょう。